2010年3月12日

グリーンピース・プレスアドバイザリー
ワシントン条約締約国会議開幕へ
―グリーンピース、地中海の生物多様性を守るため、クロマグロの保護案支持を訴え

ケージの中を泳ぐクロマグロ。地中海 ケージの中を泳ぐクロマグロ。地中海 ©Greenpeace/Marco Care

絶滅の恐れがある野生生物の国際取引に関する第15回ワシントン条約締約国会議(CITES CoP15)が、3月13日から25日までカタールのドーハで開かれます。

クロマグロがここまで激減したのは、違法漁業や過剰漁業を取り締まれないICCATの管理が失敗したためです。グリーンピースは、大西洋クロマグロの個体数を回復させるためにも、ICCATを機能する機関として生まれ変わらせるためにも、乱獲を後押しする国際貿易を禁止する必要があるとして、附属書Tへの記載の支持を訴えています。

またグリーンピースは、漁業の持続性と海の生物多様性を守るために、大西洋クロマグロがワシントン条約により保護されるとともに、以下の措置を実施するよう求めています。

  1. 巻き網漁に代表される破壊的な漁法による乱獲を規制し、漁獲量を持続可能なレベルに下げる。
  2. 違法漁業を根絶する。
  3. 産卵海域など大西洋クロマグロの生態系にとってとくに重要な海域を海洋保護区に指定する。

大西洋や地中海だけでなく、太平洋や日本海などでも多くの種が乱獲され、海の生物多様性が破壊されています。漁業を持続可能なものにするために、主要漁業国でもある日本の政府は、水産業界の利益ではなく海の生物多様性の保護や漁業資源の管理を優先していく必要があります。

グリーンピースは世界の海の40%を海洋保護区とし、ネットワークでつなぐことを解決策に掲げて活動しています。

最新のレポート(英語)はこちらからダウンロードできます

  1. CITES - Last Chance for Atlantic Bluefin Tuna グリーンピース・インターナショナル (英文 PDFファイル105KB)
  2. While Stocks Last, Greenpeace’s recommendations for CITES COP 15 グリーンピース・インターナショナル (英文)

もっと詳しく

お問い合わせ:
グリーンピース・ジャパン
海洋生態系問題担当:花岡和佳男
広報担当:成澤薫


[ プレスリリース全リストへ | プレスリリース講読]