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「怒れる母たち」ツアー 
レポートその3 青森から

子どもたちの笑顔を守るために
「核の再処理と小児白血病」
フランスの「怒れる母たち」に聞く

2001年10月26日

グリーンピース・ジャパンで核問題を担当している鈴木かずえです。
母たちは、10月26日の今日は、朝から弘前観光を楽しみました。「ヒロサキ・シャトー、 ファブロース!(弘前城ってすばらしい!)」と大喜びだったそうです。よかったよかった。日本に着いてから、朝から晩まで働かせた私としては、ほんーどに、よがったなあ。(って何弁?)

青森お話し会
青森お話し会の様子

青森市では、70席の会場が超満員で、イスを増やさなければなりませんでした。その熱気に答えるかのように、「母たち」も、熱く語ってくれました。

「海によく行く子どもほど、魚介類をよく食べる子どもほど、白血病にかかっている。」


「母たち」の怒りの原点は、1997年に発表されたヴィエル教授の、「海によく行く子どもほど、魚介類をよく食べる子どもほど、白血病にかかっている。」という論文が、再処理工場を運営しているコジェマ社によって「ばかげている」と一蹴されたことです。

―――ヴィエル教授のこの論文は、「British medical journal 第314号」(1997.1.11)に掲載されています。日本では、「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」が翻訳し、「ラアーグからの警告―再処理工場による海の放射能が白血病の多発を引き起こす」という資料集にまとめています―――

「わたしは、ただ、子どもを海で遊ばせていいのか、お魚を食べさせていいのかが、知りたかったのです。」(イレーヌ)


ラ・アーグ再処理工場の煙突が見える海から10メートルのところに住んでいる漁師のおかみさんのイレーヌさんには、2歳、7歳、9歳のお子さんがいます。漁師の家なので魚をいっぱい、子どもたちに食べさせてきました。でも、論文を読んで以来、工場の排水の影響をあまりうけていないと思われる回遊性の魚を選んで子どもたちに食べさせています。また、子どもたちを海で遊ばせたくないけれど、家の目の前が海なので、子どもはどうしても行きたがります。そこで、ダイビングスーツ(潜水服)を着せて海に連れていくのだそうです。

悲しいお話のはずなのに、その怒りを表に出して、元気いっぱいに活動している「母たち」のお話は、聞いていて、元気がでてきます。勇気づけられます。明日は、東京電力が、原子力発電所からの使用済み核燃料の中間貯蔵地をつくりたいとしている、むつ市で、お話会を開きます。



フランス怒れる母たちロゴ
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