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「怒れる母たち」ツアー、始まる!
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子どもたちの笑顔を守るために 「核の再処理と小児白血病」 |
2001年10月23日
グリーンピース・ジャパンで核問題を担当している鈴木かずえです。
いよいよ、「怒れる母たち」のツアーが始まりました。
第一日目の今日は、朝10時から新聞社のインタビュー、午後1時には、経済産業省へ、子どもたちの健康を脅かす再処理はやめて、と要請、午後3時から通信社のインタビュー、そして午後6時半から、東京での「お話し会」と、売れっ子タレントのような忙しさです。でも、ひとつのイベントが終わると必ず「散歩してい〜い?」といい終わるか終わらないうちに、外に飛び出して、写真をとりまくる「母」がいます。その名はクレール・ブッサーバ、8歳、5歳、4歳の3人娘のお母さんで中学校の体育の先生です。経済産業省への要請で、私たちの要請に対し、「しかし、私たち(経済産業省)には、国民にエネルギー供給の義務があります。」と強調する彼らに対し、「再処理工場は発電しません。」と前置きした後で、「あなた方には、エネルギーを供給する義務と同時に、子どもたちに健康や未来についての責任もあります。私は、ラ・アーグの子どもたち、六ヶ所村の子どもたち、ひとりひとりに充実した人生を送ってほしいのです。」と話しました。(ラ・アーグは核の再処理工場のあるところの名前です。)
そして、夜6時半からのお話会には、60名ほどの方が来てくださいました。母たちは、「怒れる母たち」という会をなぜ、作ったか、なにを目指しているか、そして、ラ・アーグ再処理工場周辺での小児白血病発生率が高いという報告について、くわしくお話をしてくれました。
お話会・東京「小児白血病が異常に多いのです。」
「1997年にラ・アーグ周辺で小児白血病の発病率が異常に高いという論文が発表されました。この発表は、フランスで大論争をまきおこしました。地方自治体の代表者たちは、この発表について懐疑的な意見を発表し、メディアを使ってこの論文を攻撃しました。私たちは、きちんとした議論をしてもらいたいと思いました。1997年の2月に、この研究を確認するための公的な調査を行うため、環境省、工業省、保健省合同の委員会がつくられました。その調査は、スピラ教授に委託されました。そして、2001年6月に、スピラ教授による調査の中間発表がでました。その結果は、1997年の報告を裏付けるものでした。小児白血病は確かに異常に多いのです。その原因についての仮説も報告に紹介されています。」
「ここでもなく、あそこでもなく、別のやり方で」
クレールは、フランスの反原子力団体クリランの言葉を紹介してくれました。
「ここでもなく、あそこでもなく、別のやり方で」
日本政府は、原発をいろいろなところに建てようとしています。核のゴミ捨て場も、いろいろなところに建てようとしています。わたしたちは、ここじゃだめ、というだけでなくて、あそこでもなく、別のやり方を選びましょうよ、と日本政府に訴えていきたいな、というのは、わたしも考えていますが、このフレーズ、いいと思いませんか?
「再処理工場が建設されている六ヶ所村周辺の人々に言いたい!」
「六ヶ所村周辺の人々に言いたいことがあります。
再処理は、地域の社会生活や、農業を破壊するものだということ。
再処理工場から排出される液体・気体・固体の放射性廃棄物、また、科学物質が環境を破壊します。
放射能がたまってしまう地域もでてきます。また、食物連鎖によって食べ物に放射能が蓄積します。
再処理工場では、核兵器の材料となるプルトニウムを取り出します。核拡散の問題もあります。9月11日のアメリカでのテロ事件以来、フランス政府は、再処理工場周辺に、軍隊を配備しています。(航空機での攻撃にそなえ、迎撃ミサイルを配備しています・グリーンピース注)
核のゴミについては、管理方法が確立していません。
私たちは、六ヶ所村の子どもたちを愛しています。ラ・アーグに住むわたしたちの子どもと、六ヶ所村の子どもたちが、会えるといいなと思います。どの子どもたちにも、充実した人生を送ってほしいと願っています。」
では、また、次の報告をお楽しみにしてくださいね! 10月25日の報告へ
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