「原子力安全規制問題 国会プロジェクト」
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2002年11月7日
発信元:原子力安全規制問題国会プロジェクト
連絡先:
原子力資料情報室
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原水爆禁止日本国民会議
101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11総評会館5F
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原子力発電に関してこの二ヶ月間に明らかになったことは、単に電力会社のモラルの欠如という問題のみではなく、市民の生活にとって「原子力は恐怖」であることを再確認させてくれた。原子力発電所たった1基の事故でさえ、チェルノブイリの事例が実証しているように広大な国土を居住不能とし、多くの人々の生命と健康を奪う。農林水産はもちろん、広くさまざまな産業に影響を与える。これを踏まえるならば、東京電力に端を発して次々と明らかになっている日本の原子力の不正は、世界中の人々の暮らしや経済活動に脅威を与えている。
東京電力の点検記録の不正は、分かっているだけでも17年以上に渡って続けられてきた。このことは電力会社内部の問題だけでなく、日本の原子力安全規制がまったく機能していなかったばかりか常に情報公開を妨げるほうに働いていたことを意味している。同様の不正は中部電力、東北電力など、他の電力会社へと広がりつつあるが、問題の性質からして、全電力会社に広がることは間違いない。いま必要なことは、広く長きに渡り原子力安全規制が機能していなかったことの原因究明と、その機能をきちんと働かせる制度改革である。ところが政府は、問題の根幹である原子力安全規制システムにメスを入れることなく、対処療法的な検査基準変更という形でこの問題を終わらせようとしている。このままでは「不正の根」はそのまま残ることになる。
このような安易な対策に終わらせず、この機会に根本的な原子力安全規制行政の改革が行われるよう、私たちは以下の提言を行う。
以 上