グリーンピース・ジャパン 青森コミュニケーションセンター (C)Greenpeace
グリーンピースは平和的な方法で環境に迫る危機の解決をめざす組織ですが、日本では誤解を受けることが少なくありません。このたび青森市内にコミュニケーションセンターを開設し、これまでに地元団体のご協力を得て行ってきた様々な問題への取り組みを足がかりに、より多くの方々とつながり合いながら地球環境問題に関する情報を提供してまいります。同時にグリーンピースの活動にも広くご理解をいただけるよう努めます。
私たちはこのセンターで今後半年ほど、持続可能な漁業と海洋関連の諸問題をめぐる情報提供に力を入れる予定です。また、遺伝子組み換え作物とその農業への影響、そして気候変動問題の解決に向けた自然エネルギーの役割などもお伝えしていきます。これらはすべて、青森県と周辺地域にとっても重要なテーマです。
ミニ写真展を常設し、自然環境の保護や未来の世代のために必要な解決策についてお話しします。また各種報告書、雑誌、パンフレット等を用意し、プレゼンテーションなどをお聞きいただけるようにしていく予定です。
コミュニケーションセンターは、地元住民・学校・企業・漁業・農業関係者といったみなさまとの交流の場にもしたいと思います。地元の方々に気軽にお立ち寄りいただき、国内外の環境に関するあらゆるテーマについて話し合うことを楽しみにしています。自然の美しさや尊さ、これらを脅かす問題に取り組むグリーンピースの活動を総合的にご案内し、世界中から集めたグリーンピースの写真や映像などもご紹介してまいります。
1972年、画期的な映像がアポロ17号の乗組員により宇宙から届けられました。史上はじめて、鮮明に映し出された地球の画像でした。その画像は、広大な宇宙に浮かぶ私たちの地球がいかにもろく、傷つきやすいものであるかをはっきりと示していました。
ちょうど同じころ、貴重な地球の生態系を守るためにグリーンピースが誕生しました。カナダの若者たちがチャーター船でアリューシャン列島に向かい、米国の地下核実験中止を求めた最初のキャンペーンから37年、グリーンピースは地球環境を守るために様々な貢献をしてきました。環境問題への世界的関心を高め、今日では日常生活の一部となった多くの成果を上げています。有害物質使用の国際規制、森林・海洋保護、大気圏核実験の停止、遺伝子組み換え作物拡大への歯止めといった成果の多くは、グリーンピースの活動による直接的結果です。
2008年6月、G8エネルギー大臣会合の開催中、グリーンピースは持続可能な世界のエネルギーシナリオとして国際的評価の高い『エネルギー[r]eボリューション』の日本版を青森市で発表し、以来、青森県の再生可能エネルギー事業者や地元の漁業関係者と交流を続けてきました。
グリーンピースは独立性を守るために政府や企業の資金援助を受けず、基本的に個人の寄付のみで成り立っています。全世界300万人のサポーター(個人寄付者)は、医師や科学者、政治家、宗教者、漁業関係者、農業従事者、主婦、お年寄りから子どもまで、あらゆる分野と年齢層にわたります。
2009年1月