日新丸関係者からグリーンピース・ジャパンの事務所へ入った一本の電話。それは、調査捕鯨という国営事業の裏で、船員や水産庁関係者を巻き込み毎年のように行なわれているクジラ肉横流しの情報でした。その情報をもとにグリーンピースがはじめた調査、横領の証拠となるクジラ肉の確保、そして東京地裁に対する告発までのレポートです。(2008年5月15日発行)
【もくじ】
情報提供者からの連絡
さらなる証言者との情報の整合
2008年4月15日 日新丸 東京港へ入港
西濃運輸の配送所にて配送伝票を確認
共同船舶株式会社の職員名簿と照合
箱を追って青森県へ
塩漬け鯨肉を発見、証拠を確保
市場での調査における証言
水産庁への問い合わせ
検察庁への告発、第3者による調査、そして信頼回復を
情報提供者とのインタビュー録
2008年5月、調査捕鯨船団乗組員によるクジラ肉横流しの疑惑が明らかになった後、水産庁と捕鯨関係団体はどのように対応したか――。前後で矛盾する説明や、水産庁が真っ黒に塗りつぶしたクジラ肉販売の実績表から、水産庁が官僚の既得権益である「調査捕鯨」をやめられない理由をレポートします。(2009年3月発行)
【もくじ】
鯨肉横領を告発
調査捕鯨トライアングル
鯨肉横領スキャンダルへの捕鯨推進トライアングルの対応
佐藤・鈴木の逮捕と船員不起訴処分
佐藤と鈴木の取調べと鯨研・共同船舶の内部調査
水産庁によって塗りつぶされた鯨肉販売実績表
黒塗りの理由
情報公開異議申し立て
結論
「調査捕鯨船・日新丸」での鯨肉横領行為の究明に向けて
【もくじ】
これまでの時系列表
調査捕鯨の利権構造
日本の司法制度の問題
公正な裁判は遠く
公判前整理手続きと立ちはだかる証拠開示の壁
クジラ肉裁判(PDFファイル 16.4MB)
この日本語版レポートは、イタリアのThird Millennium Foundation が作成した英文レポート「JAPAN'S "VOTE CONSOLIDATION OPERATION" AT THE INTERNATIONAL WHALING COMMISSION」の第1章〜第5章を抜粋してグリーンピース・ジャパンが翻訳したものです。(2009年6月29日)
もっと読む(PDFファイル)南極海での調査捕鯨について、グリーンピースの考えをまとめました。(2007年12月21日)
もっと読む(PDFファイル)クジラの生態についての科学的なデータは、クジラを殺さない(非致死的)調査方法によって得ることができます。しかし、日本の調査捕鯨の主体である財団法人日本鯨類研究所(以下、鯨研)は、一貫してクジラを殺す致死的な調査方法が必要だと主張。この資料は、鯨研の研究プログラムがクジラを殺さなくてはできないとする調査6項目について、それぞれ世界中で用いられている非致死的な調査の方法と比較しました。(2008年1月8日発行)
もっと読むグリーンピースは南極海で捕鯨の中止を訴えるだけでなく、クジラや南極環境の調査も継続的に行ってきました。2007年末から2008年にかけて行われた南極海での海洋科学調査についてご紹介します。(2008年1月8日)
もっと読む(PDFファイル)おさえておきたい10ポイント――あなたはどれくらい知っていますか? 「クジラ」と聞いてあなたは何を思い浮かべますか? 世代や育った地域によって、思い浮かべるイメージはいろいろあると思います。ここでは全10話にわたり日本人のかかわってきたクジラと捕鯨について紹介しています。(2008年3月17日)
第1話 「クジラ」と聞いて思い浮かべるのは
第2話 日本の古式捕鯨の歴史
第3話 クジラの肉って食べたことある?
第4話 クジラの肉があまっている?
第5話 南極のクジラにとって最悪の時代
第6話 捕鯨オリンピック
第7話 捕鯨って禁止されているはずでは?
第8話 日本はどれぐらいのクジラを獲っているの?
第9話 クジラが魚を食べつくす?
第10話 商業取引を含む捕鯨の難しさ
グリーンピースはクジラ肉販売の国内動向を調べるため、クジラ肉を扱う可能性のある各業界のトップ企業計24社を対象に、クジラ肉の販売についてアンケート調査を実施し、14社から回答を得ました。調査結果では、一般消費者に直結するスーパーマーケット業界のトップ5社などが、クジラ肉の販売を行っていない、もしくは販売に消極的であることがわかりました。(2008年3月6日)
もっと読む(PDFファイル)南極海など公海での捕鯨はやめるべきでだと70.8%の人が考えていることが、「捕鯨に関する生活者意識調査」で明らかになりました。(調査受託機関:(株)日本リサーチセンター)(2008年2月19日)
もっと読む(PDFファイル)(2008年3月28日)
もっと読む(PDFファイル)(2008年3月2日グリーンピース・ブリーフィングペーパー)
もっと読む(PDFファイル)いま世界で“保護すべき野生動物”と考えられているクジラ。でも、いまだに日本だけはクジラを“大きな魚(水産資源)”ととらえ、毎年5億円もの税金を使って南極で捕鯨を続けています。日本が捕鯨をやめない理由や世界との間に生じた温度差など、捕鯨を通して日本の裏側を見てみませんか?