2002年11月22日
グリーンピース・ジャパン

六ヶ所再処理工場から排出される放射能は、1日で、平均的な原子力発電所からの1年間分を超えてしまう。

日本原燃は、海外再処理工場周辺の健康被害について「ご安心ください。最良の技術で安全確保に努めます」と宣伝している。しかし、クリプトン85、炭素14、トリチウム処理技術が存在するにもかかわらず、その全量を放出するとしている。日本原燃は、全量放出について「回収・固定化、貯蔵他については、実用段階において総合的に実証された技術は確立されていない。」と「六ヶ所事業所再処理事業指定申請書」で述べている。

もちろん環境と命を守るためには、除去する技術がないのなら、そもそも放出してはならないはずだが、現実には、クリプトン85、炭素14、トリチウムともその放出低減技術は存在する。(クリプトン85については六ヶ所再処理工場では当初放出低減のための装置を導入する予定だったが最終的には全量垂れ流しを決めた。)

再処理工場からの放射能は1日で原発1年分―再処理工場と原発の管理目標値比較(TBq/年)

大飯原発1基あたり六ヶ所再処理工場
気体(希ガス・・・クリプトン85)925330000
気体 ヨウ素1310.0250.017
気体 トリチウム1900
液体(トリチウム以外)0.0350.4
液体 トリチウム18000
プルトニウムなどアルファ線核種0.0038
 一年合計925.06349900.417
一日平均2.53958.63

資料出所:原子力安全・保安院(2001)、六ヶ所再処理工場事業許可申請書(2001)


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