「核のない海」船団について
2002年 「核のない海」船団とは
「核のない海」船団とは、核実験や、核燃料の輸送と使用、核による汚染や核廃棄物が地球上の全生命に与える膨大な危険を危惧する各国の船乗りたちが構成する、自由な連合体です。
彼らは、この問題に対する世界中の人々の認識を高めるために協力して活動しています。(これは、グリーンピースとは別の団体です。)
今回の核輸送に対しては、太平洋、ホーン岬とアイリッシュ海の3海域に、「核のない海」船団を送る用意をしていました。核輸送船出港後、南西太平洋/南アフリカルート を通ることが公表され、7月7日、まず「核のない海」船団・太平洋が出航しました。(以下を参照)。
「核のない海」船団・太平洋
1995年、太平洋にあるモルロア環礁でフランスが行った核実験に抗議するため、ボート14隻で構成される船団がニュージーランドから現地に向かいました。その同じ仲間が、世界中の市民や政治家たちにプルトニウムMOX燃料や使用済み核燃料を公海を経由して輸送することの危険を知らせるべく、一層の努力をしています。
2001年には、オーストラリアとニュージーランド発のボート7隻が、核のないタスマン海船団を構成、フランスから日本へのプルトニウムMOX燃料輸送に抗議しました。2002年には、1999年の輸送後に受け取り拒否されたMOX燃料の返還輸送に抗議するため、再び船団が集合しています(地図参照)。
「核のない海」船団・ホーン岬
第2の「核のない海」船団は、南アメリカにあり、5隻のボートで構成されます。ホーン岬経由のルートは過去にも使用されています。もし、2002年のMOX返還輸送がホーン岬経由で行われていれば、この船団が、抗議を行うために、危険も顧みず、南洋に向かうはずでした。
参照:データねつ造プルトニウムMOX燃料返還のホーン岬航路の地図
「核のない海」船団・アイリッシュ海
「核のない海」船団・アイリッシュ海は、毎年何百万リットルもの放射性廃棄物をアイリッシュ海へ排出しつづけるカンブリア沿岸、セラフィールド施設における再処理への反対を表明してきました。
最近、英国が新しいセラフィールドMOX工場を認可したことに対し、アイルランドは法的に異議申し立てを行いました。アイリッシュ海では、今回のプルトニウムMOXの英国への返還輸送船を、第3の海船団、「核のない海」船団・アイリッシュ海が待ち受けています。
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