食糧危機の“解決策”との宣伝のもと、遺伝子組み換え作物の作付面積が急速に伸び、遺伝子組み換えでないGMO-FREE原料の入手確保が難しくなってきていると言われています。この状況に環境や健康に配慮している企業、小売店、消費者はどう対処すればいいのか? この問いへの答えを見つけるために、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンでは、欧州、米国、南米およびアジアにおいてNon-GMO(非遺伝子組み換え)の認定を行っているサート・アイディ(Cert-ID)ブラジル株式会社代表取締役社長アグスト・フレイレ氏を講師に招き「GMO-FREEビジネス・フォーラム」を開催します。
日時 2008年11月26日(水) 14時〜18時(13時30分 受付開始)
会場 大手町サンケイプラザ 312号室
東京都千代田区大手町1-7-2
(各地下鉄大手町駅下車A4・E1出口直結)
参加費 無料(要事前申し込み)
ダウンロード FAX参加申し込み用紙(PDFファイル 115KB)
※企業の方を対象としたフォーラムになっております。
主催 特定非営利活動法人グリーンピース・ジャパン
 
プログラム
13時30分
開場
14時00分
開始:開会の挨拶
14時10分
第1部 GMO-FREE原料の取り組み
「世界のGMO-FREE供給と価格、新しいブラジルGMO-FREE農協団体ABRANGEの新しい取り組み」
アグスト・フレイレ氏講演(逐次通訳付)
15時40分
休憩
15時50分
兼松株式会社のGMO-FREE穀物の取り組み(ビデオメッセージ)
16時00分
第2部 消費者動向と今後の市場
  「事業者から見る消費者動向と今後の行く先」
  伊勢戸由紀氏
16時45分
「遺伝子組み換え食品・作物と消費者」
  天笠啓祐氏
17時25分
閉会の挨拶 (事務局長:星川淳)
18時00分
懇親会
19時00分
閉場予定
講演者紹介
アグスト・フレイレアグスト・フレイレ (Mr. Augusto C.M. Freire)

遺伝子組み換え分析などを行い、食品・飼料原料に遺伝子組み換えでない(GMO-FREE)との認証を世界の企業などに提供しているサート・アイディ(Cert ID)ブラジル株式会社代表取締役社長。ブラジルは世界一の遺伝子組み換えでない大豆輸出国であるだけでなく、世界二番目のGMO-FREEとうもろこしの生産国。フレイレ氏は、ブラジルをはじめ世界の穀物市場の動向、GMO-FREE原料の供給の現状、変動の激しい原料価格の仕組みに詳しい、この分野の世界有数の専門家。2008年10月7日〜9日まで行われた「国際非遺伝子組み換え大豆サミット2008(International Non-GMO Soy Summit 2008)」にもゲストスピーカーとして出席している。1951年、ブラジル、リオ・ブランコ生まれ。

1970年代初頭、ブラジル政府・情報省で情報官をつとめた後、ブラジル大手特許商標事務所に勤務。ビジネス・コンサルタントとして独立した後、1999年に、非遺伝組み換え認定をおこなうサート・アイディ米国(本社:米国アイオア州)の副社長に就任。2004年より現職。フレイレ氏は、企業が求めれば遺伝子組み換えでない大豆が確保できると明言している。

サート・アイディ(Cert ID)とはサート・アイディ
CERT(Certification:証明書)されたID (Identity:素性、出自)という意味で、食品や飼料原料が遺伝子組み換えでないとの認定をあたえる国際認定プログラム。 日本でも、欧州向け食品輸出でCERT ID認定が提供されています。 

サート・アイディ(CERT ID)社
食品メーカー、食品添加物メーカー、農業者、酪農家、食品小売業者などへ非遺伝子組み換え認定のプログラムを提供する会社。本部は英国。米国、ドイツ、ブラジル、日本に拠点を置く。

大北昌彦

大北昌彦 (おおきたまさひこ)
兼松株式会社 穀物油脂部油脂糧課課長
日本商社の中でも珍しい、遺伝子組み換えでない原料のみを扱う穀物油脂部をもつ兼松株式会社の同部穀物油脂担当課長。兼松は、GMO-FREEの商品等への取り組みを強化、安全・安心を追求した商品の企画や開発を積極的に行っている。アメリカからGMO-FREE原料の入手困難という現状に対し、新しい調達方法を独自に研究・開発し、日本への安定供給を目指している。

伊勢戸由紀

伊勢戸由紀 (いせとゆき)
マザーズグループ 株式会社にんじん代表取締役社長
1994年より、株式会社にんじんの宅配野菜の宅配にんじんCLUB代表。宅配事業の他に、こどもたちを対象に食育につながる産地ツアーなどを主催。マクロビオス塾代表兼任。夢市場株式会社(オーガニックスーパー&レストランマザーズ、食品卸)、株式会社にんじん(会員制宅配にんじんCLUB)、マザーズブランド株式会社(国産小麦、白神こだま酵母卸)は、マザーズグループとして事業提携し、有機農業の拡大、農林業の活性化を目指している。

天笠啓祐

天笠啓祐 (あまがさけいすけ)
特定非営利活動法人日本消費者連盟 副代表運営委員
1972〜93年、雑誌『技術と人間』の編集に携わる。現在、ジャーナリストとして原子力発電、遺伝子組み換え食品など科学技術のもたらす問題点、科学技術と社会の関係について積極的に発言している。著書には『遺伝子組み換え食品』(緑風出版)、『危険な暮らし』(晩聲社)など、映画『バイオ燃料 畑でつくるエネルギー』監修がある。現在「遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン」代表も勤める。