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> 原生林の木の上から 〜野田沙京日記〜
木から降りて
2004年4月9日
ホバートに戻ってきて、とりあえずバックパッカーズに泊まっている。ここのゲストブックで偶然スティックス渓谷について書いてあるページを見つけた。
2年前の書き込みで、写真家の平野正樹さんに触発され、森を見にいった日本人の人がいることを知った。
そしてその後にも、その書き込みを見て実際にスティックス渓谷まで足を運んで切り倒された巨木を見に行った人が何人か続いていた。
今は、地上のキャンプには日本人の若者が一人滞在している。彼は「日本人にこそ、この問題を知ってもらわなきゃね」と口にする。分かってはいたが、なんとなくその言葉を聞いた時、今自分がすべきことが分かった気がする。
僕は、この5ヶ月の経験を元に、日本の製紙会社がタスマニアの原生林からの木材チップを買うのを止めるまで、なるべく多くの日本人の人にこの事を知ってもらうように活動していきたいと思う。
野田沙京
東京都出身
趣味/興味 サッカー、オーガニック・フード
大学卒業後、長年気になっていたグリーンピースの活動(中学生の頃にテレビでグリーンピースの海上アクション、確かロシア核廃棄物日本海違法投棄の衝撃的な映像を見て以来、興味を持っていた)に、ボランティアとして参加し始める。
2001年11月にカナダ、ブリッティシュ・コロンビア州のグレート・ベア・レインフォレストに一人旅にいき、以来、原生林の保護に何かしたいと思っていた。2003年6月から、英語の勉強のため、オーストラリアで留学生活を送っている。
2003年11月12日、タスマニアの原生林を守るため「グローバル・レスキュー・ステーション」に参加。