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パラダイスフォレストとは

アジア・太平洋に広がる原生林地域

© Greenpeace/Ben Bohane

パプアニューギニアやインドネシア、ソロモン諸島に広がる"パラダイスフォレスト"には、地球上にわずかに残された、貴重な原生林が手付かずのまま存在している地域があります。自然、経済、環境および社会にとって不可欠な資源であるこれら地域を未来に残すためには、細心の注意をもって管理されなければなりません。


[画像]パラダイスフォレストのある地域地図
ニューギニア島は世界最大の熱帯の島であり、日本の面積の約2倍の広さがあります。島の東側の国・パプアニューギニアでは、森林の面積が3,600万ヘクタールあり、国土の75%を占めています。


パラダイスフォレストには生物多様性がきわめて高いレベルで維持されている地域があり、他の場所では見られない、 植物や動物が数多く存在しています。 パラダイスフォレストの文化も、驚くほど多岐にわたっています。ニューギニアだけでも、全世界で知られているすべての言語の約33%にあたる1,000以上の言語が話されています。

「今は、森を見るたび、涙がこぼれます。
昔は、サゴ椰子や豚、ヒクイドリ、大きな木がどこでも見られました。みんな、森で採れたもので作った、伝統的な顔料を使っていました。
今、アイアンバック地域(Aiambak)は全く変わってしまいました。村の変わりように涙が出るのです」
-ジェリー・イアウィさん(パプアニューギニア アイアンバック地域の長老)

パラダイスフォレストでは、慣習的所有権により、先住民族コミュニティーが国土の90%以上を所有しています。森林は、食料や水、住居、燃料、輸送手段、医薬をはじめとする生活必需品を提供しています。ほとんどのコミュニティーが何世代にもわたって森林に依存して生計を営んでいるのです。

今、森林の代弁者は、2つのまったく異なった方法で物語を語っています。代弁者の一人、ロバート・ポーラスさんのように、「企業がやって来た」日を、そしてコミュニティーが自分たちの土地の「傍観者」になってしまった日を、 悲しげに語る人々がいます。

その一方で、サイモン・オカイさんのように森に感謝を表す人々がいます。「私の世代の人々は、伐採に“ノー”と言ってきました。我々は森林のさまざまなものに依存しており、伐採によって森林を傷つけてほしくはないのです。しかし、生態や地域社会的に考慮して進められる エコフォレストリー による伐採方法には同意しています」

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