六ヶ所再処理工場が本格操業を開始すると、事故が起きなくとも、大量の放射能が、日常的に、海や空へ放出されます。六ヶ所再処理工場が一日で放出する放射能の量は、一般的な原発1基の一年分です。*。放出された放射能は、日本列島全体、そして地球全体へと広がっていきます。
*放出管理目標値比較
→詳細 -六ヶ所と放射能汚染-〔PDFファイル〕
六ヶ所再処理工場が放出する放射能によって、空気や水、そして食べ物が汚染されます。汚染を通じて周辺住民はもとより、将来の世代を含む世界の人々が受ける被ばく線量は、確実に高くなります。
→詳細 -仏・専門家講演会記録-
-青森県知事への質問書-

地震や、その他の理由で重大な事故が起きれば、深刻な放射能汚染のために、多くの人々が被曝し、広大な面積が何十年ものあいだ使用できなくなるおそれがあります。
→詳細 -ロシア・廃液爆発事故-

再処理をすると、高レベルの放射性廃液が出ます。この高レベル廃液の害が無視できるようになるまでには数千万年以上かかります。この廃液は「ガラス固化」という方法で固められたあと、最終的に日本のどこかに埋め捨てられる計画になっています。しかし日本原燃による「固化試験」はトラブル続きで、高レベル廃液に含まれる放射能を、固化体のなかに封じ込めることができるのか、定かではありません。また最終処分の受け入れ先も決まっていません。本格稼動がスタートすると、行き場のない超危険な高レベル廃棄物が、どんどん、増えていきます。
→詳細 -保安院への質問書-

日本政府の試算では、当面のあいだの再処理と廃棄物処分に、少なくとも19兆円かかるとしています。プルトニウム燃料を使う道を選ぶと、第二、第三と続く新しい再処理工場、そしてプルトニウム関連施設や廃棄物処分施設を、今後、ずっと建設し続けなければなりません。
→詳細 -不経済-

再処理で取り出されるプルトニウムは、高速増殖炉や一般的な原発の燃料として使われるとされます。しかし日本政府の計画では、高速増殖炉が実用化され、主要な電力供給源になるのは100年後です。また日本は国内外に44トン以上のプルトニウムを保有しており、それを原発の燃料として使い切るだけでも10年はかかるとされます。プルトニウムは時間がたつと劣化しますから、貯めておいてあとで使うのは不経済です。その間、保管コストもかかります。何より、使途が確実でないプルトニウムが貯まっていくのは、世界の安全保障を揺るがす大問題です。
→詳細 -プルトニウム-