2005年12月13日
国連温暖化防止会議(COP11/MOP1)閉幕!
中島正明
グリーンピース・ジャパン プレスリリース
2005年12月10日付
ブッシュ政権の妨害戦術失敗で、京都議定書、確実に前進
〜 京都議定書第一回締結国会議閉幕 〜
【カナダ・モントリオール】 2013年以降の実効性ある温暖化防止国際制度の達成に向けた歴史的な合意を成立させ、カナダ・モントリオールで開かれていた京都議定書第一回締結国会議は本日閉幕した。この成果に関し、国際環境保護団体グリーンピースは京都議定書の締約国に賛辞を送った。
今回の主な合意事項は以下の通り。
京都議定書の第二約束期間(2013年-2017年)における温暖化ガス排出削減目標の新しいラウンドに関する緊急交渉の開始と、この交渉を「できる限り早く」完了させるための特別会合の設置が合意された。 これは、炭素市場の継続を確保し、新規のより高い削減目標が達成されるための政策措置を策定するために必要不可欠な要素である。
京都議定書では、議定書のレビューと改善を来年の会議で行うことになっているが、このための準備を即座に開始する。
開発途上国の地球温暖化対応策への支援の適応分野に関する5カ年行動計画が合意された。 これは、地球温暖化が世界の貧困層にすでに影響を与えており、今後数10年でさらに悪化するという事態に対処するための行動計画である。同計画の実行は、先進国の道徳的、政治的、かつ法的な責任である。
京都議定書実施に関する運用細則であるマラケシュ合意が議定書会合で正式に採択された。 これは、京都議定書実施の準備が完全に整った事を意味する。
予想されたことではあるが、ブッシュ政権は交渉の途中で退室するなど、会議のプロセスを失敗させようとした。しかし、米国以外の国々は、米国からの妨害を無視して会議を前進させた。今回、ブッシュ政権は会議の席に戻り国際社会と合意せざるを得なくなったのである。米国のNGO・市民団体が圧倒的な数をもって会議に参加したことがこうした結果を導いたことは言うまでもない。
米国は、任意ベースの効果のない「パートナーシップ」などを餌に、国連の温暖化防止枠組みから各国を離脱させるための試みを続けてきた。しかし本日、各国政府は、京都議定書の第二約束期間に関する実質的な協議を来年5月から開始する事に合意した。これは、より前向きな目標に向けて私たちが進んでいくというまぎれもないシグナルである。
「京都議定書は、今回の会議をもって大幅に強化された。この歴史的な京都議定書締約国第1回会議は、温暖化防止に取り組むことの緊急性をしっかりと認識した。ここで達成された合意は、長期的な取り組みに向けた道を切り開いていくことになるだろう」と、グリーンピース・インターナショナルの政策顧問であるビル・ヘアーは述べている。
「交渉開始当初は、日本政府の対処方針に大きな懸念を感じたが、今回の会議の大切な目的であった将来の取り組みに向けて、日本政府が相応の貢献をしたことは評価に値する」と、グリーンピース・ジャパンの気候変動問題担当 中島正明は述べ、「この前向きな姿勢をもって、京都議定書を確実に実施し、将来に向けて議定書の強化に貢献できるかどうか、日本政府の姿勢が問われている」と締めくくった。
お問い合わせ
特定非営利活動法人 グリーンピース・ジャパン
東京都新宿区西新宿8-13-11NFビル2F
電話 03-5338-9800 FAX 03-5338-9817
気候変動問題担当 中島正明
広報担当 城川桂子
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2005年12月13日 13:58
2005年12月9日
小池環境大臣がSGのハンドプリントに参加!
斗ヶ澤海
昨日SGが主催したハンドプリントに、日本の小池環境大臣が参加しました!交渉の終盤で忙しい中、SGとGPのブースに来て日本の国旗を張っていただきました。日本が京都議定書と将来の枠組みにおいて、リーダーシップを発揮して国際社会を先導してくれることを期待します。
日本の国旗を“ポスト京都のために”のボードに貼る小池大臣

小池大臣に日本のリーダーシップに対する期待を伝えるSGメンバー

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2005年12月09日 11:33
閣僚級会合(High-Level Segment)
斗ヶ澤海
12月7日8日は、COPの総会において閣僚級会合が開催され、日本を含む100カ国以上の閣僚によるスピーチが丸2日間かけて行われました。京都議定書と気候変動問題に対する各国の姿勢がスピーチに反映されていました。カナダ首相はスピーチの中で、カナダ自身の責任と行動を明確にするとともに、国際社会に対してさらなる参加と協力を呼びかけました。非常に力強いスピーチで、参加者は総立ちで拍手を送りました。
日本からは環境省の小池大臣がスピーチをしました。日本の取り組みを紹介すると同時に、将来枠組みについても言及したのはよかったのですが、日本の考える“国際枠組みのあるべき姿”に対して日本が具体的にどのように貢献していくのかが述べられていなかったのは残念です。
閣僚級会合にてスピーチをする小池大臣

会場には多くの参加者が各国のスピーチに耳を傾けていた

明日は会議の最終日です。(時間どおりに終わるかどうかはわかりませんが・・・。)またレポートします!
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2005年12月09日 11:29
2005年12月8日
2005年12月7日
会議7日目:preparation!
市川 真奈子
会議7日目の月曜日です。水曜日から始まる閣僚級会合に向け,各国の記者団がぞくぞくと到着しました!
私たちは明日火曜日のイベント,"Arctic Day"のため準備を完了させました!
明日活躍するPolar Bearのオブジェクト

"Minister Day"で使う地球のオブジェクトと手形のオブジェクト


・日曜日の活動について
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2005年12月07日 08:39
2005年12月6日
グリーンピースとCOP/MOP議長の“砂時計の誓い”
斗ヶ澤海
今日は、グリーンピースのスタッフがCOP/MOP議長のStephane Dion氏に砂時計を手渡すイベントが行われました。
カナダの環境大臣も務めるStephane Dion氏はスピーチの中で、今回の会議で建設的な交渉のために尽力することを誓いました。
総会会議場にてグリーンピーススタッフより砂時計が手渡された

会議成功に向けてスピーチをする議長Stephane Dion氏

グリーンピースプレスリリース
カナダでの国連地球温暖化防止会議開幕:迫るタイムリミット!(2005/11/28)
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2005年12月06日 12:05
地方行政主導の取り組み
斗ヶ澤海
今日は、国家以外の公的機関の取り組みをテーマにした3つのサイドイベントに参加しました。一つ目は、国連環境計画(UNEP)と民間金融とのパートナーシップに関するセミナーです。二つ目は、アメリカカリフォルニア州とブラジルサンパウロ市の協働と、アメリカの州レベルでの取り組みを取り上げていました。法的・政治経済的な手法を効果的に取り入れていて、非常に興味深いセミナーでした。最後はEUと途上国の市町村レベルの提携の紹介です。
国家以外のアクターの積極的な取り組みが進んでいます。
国連環境計画と民間の企業が提携して金融の側面から気候変動対策を進めている。

サンパウロ市とカリフォルニア州が気候変動対策のために協働することを合意。

多角的な取り組みが必要とされる気候変動問題。アメリカの州レベルの取り組みには高い関心が集まり、セミナーには多くのステークホルダーが参加した。

EU内でも市町村レベルで提携が進んでいる。

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2005年12月06日 12:00
2005年12月5日