気候変動は、温室効果ガス排出量の増加によっておこっている。主要な温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)は、石炭、石油、ガスなどの化石燃料の利用(燃焼)に伴って排出される。気候変動は、我々の化石燃料に起因するエネルギー消費と直接関連しているのである。
2001年に改訂されたIPCCの『地球温暖化第三次評価報告書』(気象庁・環境省・経済産業省 監訳によれば、過去50年間に観察された温暖化のほとんどが、人間活動によるものであること、そして過去20年間の人類起因の(人間活動による)CO2排出量の約4分の3は化石燃料の燃焼から生じたものであることを裏付ける、新たなより強い証拠が見つかっている。
さらにIPCCは、地球の平均温度は今世紀中に1.4〜5.8℃の上昇が予測されると報告した。これは1995年に出された第二次評価報告書で予測された1〜3.5℃の上昇から大きく上方修正されている。1992年には国連の別の委員会が、気温が2℃上昇すれば、多くの自然の生態系が甚大な被害を受け、あるいは失われて、その結果、マラリアなどの病気が蔓延し、発展途上国での農業が大きな打撃を受けると結論づけた。
* 上記図表は気象庁ホームページより引用