今、地球温暖化により、世界中で氷河が姿を消しつつあります.アフリカでもっとも高い山、タンザニアにあるキリマンジャロ山では気候変動の影響をはっきりと見て取ることができます.
キリマンジャロ山は、赤道付近にありながら氷雪の見られる世界でも数少ない地点の一つですが、気候変動により2015年までにこの山にある氷がすべて消失してしまうおそれがあるのです.
2001年2月、オハイオ州立大学の地質学者ロニー・トンプソン教授は、キリマンジャロ山頂にある氷原の少なくとも三分の一が、この10年余りの間に消失あるいは溶解してしまったと発表しました.この報告は、同大学のバード極地研究センターの20年にわたる調査に基づいています.報告ではまた、この氷原の観測の始まった1912年からみるとその80%がすでに失われているとしています.
昨年、マラケシュで世界の環境閣僚が集まり、気候変動に関する京都議定書のルールを完成するための会合(COP7)が開かれたました.この時期に合わせ、グリーンピースはこのキリマンジャロ山に、調査チームを送りました.
