「もし、来るヨハネスブルク・サミットで各国が実質的な対策に合意できなければ、危機に瀕するものは計り知れない」
グリーンピースは各国政府に向けて温暖化の影響の現れている極北の氷河地帯から警告を発します。
グリーンピースはこの夏、キャンペーン船虹の戦士号を北極圏に派遣し、ノルウェーの北岸から600km沖にあるスバールバル島の氷河の現地調査を行いました。調査には、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)にも貢献しているオスロ大学の氷河学者Jon Ove Hagen教授が専門家として参加しています。
スバールバル島、この名前は「凍てつく海岸の地」という意味をもち、島の約3分の2が氷河に覆われています。 しかし、気候変動による気温の上昇が氷河の後退をひきおこしています。
スバールバルの氷河の姿はこの100年たらずの間に劇的に変ってしまいました。
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氷河の後退は、温暖化と気候変動が現実であることを示す、目に見える確かな証拠です。 そして、地球規模の気候変動の指標としても重要です。
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氷河には、氷と雪の壮大な景観という以上の重要性があります。世界中で何百万という人々や動植物のための水資源を氷河は支えているからです。気温の上昇は、石炭や石油、ガスなどの化石燃料の燃焼といった人間の活動によって大量に排出される二酸化炭素など温室効果ガスによって引き起こされます。もし、このまま化石燃料に依存しつづければ、氷河がすっかり失われ、何億という生命に途方もない影響を及ぼすおそれがあります。
気候変動は、地球規模の問題です。世界の氷河を失うだけでなく、洪水や旱魃、台風、ハリケーンの増加や、海面上昇、サンゴ礁の死滅、媒介性の伝染病エリアの急速な拡大といったさまざまな影響に、わたしたちは直面しています。
関連リンク:
氷河とは‐氷河の後退現象について(日本語)
世界の氷河の後退について(英語)
個々の氷河についての詳細な解説(英語)