大規模放牧はアマゾンの森林破壊の主要な要因。伐採された地域の79.5%が牧草地のために使われています。(写真をクリックで拡大) 2008年8月 © Greenpeace/Rodrigo Baleia 大規模放牧はアマゾンの森林破壊の主要な要因。伐採された地域の79.5%が牧草地のために使われています。(写真をクリックで拡大) 2008年8月 © Greenpeace/Rodrigo Baleia

アマゾンの森林が今、重大な危機にさらされています。
ブラジル大統領の署名を待つだけとなっている法案に、アマゾンの森林破壊を合法的に進めることを許す内容が含まれています。
これ以上森林が破壊されないように、また気候変動を加速させないためにも、あなたのアクションが必要です。

この法案はもともと小規模な入植者たちに土地の所有権を認めるためのものでしたが、審議の過程で修正され、大規模な土地横領者や産業の利益を利するような条項が付け加えられてしまいました。ブラジルの牧畜業は世界の森林破壊の14%を占めるほどになっています。その多くは不法な放火と土地の占拠によってもたらされています。今回の法案はそれを止めるどころか、そうした違法な開発業者の行いを合法化する条項を含んでいるのです。

ルラ大統領はこのひどい法案を止めることができる唯一の人です。もし、ルラ大統領が開発業者らの圧力に負けて承認のサインをしてしまえば、アマゾンの森林破壊を止めることはきわめて難しくなるばかりではなく、気候変動もいっそう加速することでしょう。

燃やされるアマゾン。森林伐採はブラジルの温暖化ガス排出の75%を占める。森林伐採のためブラジルは世界で4番目の気候の汚染国となっている。(写真をクリックで拡大) 2008年8月 (c)Greenpeace/Rodrigo Baleia 燃やされるアマゾン。森林伐採はブラジルの温暖化ガス排出の75%を占め、森林伐採のためブラジルは世界で4番目の気候の汚染国となっています。(写真をクリックで拡大) 2008年8月 (c)Greenpeace/Rodrigo Baleia

アマゾンなどの森林破壊ゼロを求めることは気候変動を止めるために不可欠といえます。ルラ大統領はこの法案の最悪の条項に拒否権を発動し、森林伐採ゼロを約束する必要があります。また、豊かな国々はアマゾンの森林を守るために融資をして、森林と気候を守るべきであるとグリーンピースは考えます。

<最新ニュース>
ルラ大統領は2009年6月26日、MP458に対して拒否権を発動しました。しかし、わずか2条項に対してのみ拒否権を発動するもので、他の条項はそのまま認める内容です。今後、アマゾンの森林破壊と、それによる気候変動が加速してしまうことをグリーンピースは危惧しています。 もっと読む

参考情報
STOP!アマゾンを食い物にするビジネス
ブラジルでのさまざまな動きを追います。2009年6月19日

Slaughtering the Amazon
『アマゾンの虐殺』(Greenpeace International, 英文)2009年6月1日発表

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